家庭菜園はじめての野菜作り - ニガウリ

基本用語

  • 元肥
  • 植え付け
  • 間引き
  • 追肥
  • 芽かき
  • 摘心
  • 連作

病気

害虫

ゴーヤー

つる性の一年生草本。成長すると長さ4~5mになる。果実は細長い紡錘形で長さ20~50cm、果肉を構成する果皮は無数の細かいイボに覆われ、両端は尖り、未成熟な状態では緑、熟すと黄変軟化し裂開する(収穫しても、常温で放置しておくと同じ状態となる)。

原産地は熱帯アジア。日本では南西諸島と南九州で多く栽培されているが、今日ではさらに広い地域での食用栽培が盛んである。沖縄県産がシェアの3割を占める。なお、1990年までは沖縄本島産のものが、1993年までは八重山産のものがウリ類の大害虫ウリミバエの拡散防止のため、域外への持ち出しが禁止されていた。不妊虫放飼によるウリミバエの根絶に成功したことにより、沖縄県外へ出荷することが可能になり、沖縄県における生産量の拡大につながった。

本州全域でも、梅雨以降の夏場で日照が強くて気温が高く、雨も豊富な時期であれば、露地でキュウリなどの在来作物同様に種を蒔いて栽培することができる。栽培に際しては、棒や網などを立て掛けて巻きつけるようにして栽培する。

比較的病害虫に強く、日照と気温と十分な水さえあれば、肥料や農薬はほとんど使わなくても収穫が得られ、家庭菜園の作物にも適している。

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フォト蔵風々堂くもさん
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栽培カレンダー
酸性にやや弱い(pH6.0~6.5)
20~30℃
強光を必要
うどんこ病
アブラムシ、ハダニ