家庭菜園はじめての野菜作り - アブラムシ

基本用語

  • 元肥
  • 植え付け
  • 間引き
  • 追肥
  • 芽かき
  • 摘心
  • 連作

病気

害虫

植物の上でほとんど移動せず、集団で維管束に口針を突き刺して師管液を吸って生活する、小型で弱々しい昆虫と言われるが、主に4月から6月に東南アジア方面から気流に乗って飛来し野菜・果樹新芽の茎上や葉の表面・裏面に現れ始め、9月から11月には野菜・果樹から移動し、その後、越冬せずに死滅する。

アブラムシは外殻が柔らかく、集団で生活しているので、これを捕食する動物は数多い。特に代表的な天敵は、ナナホシテントウ、ナミテントウなどのテントウムシ類と、クサカゲロウ、ヒラタアブの幼虫である。

有機リン系(マラチオン、MEP、アセフェート等)、合成ピレスロイド系(ピレトリン等)、クロロニコチル系(アセタミプリド等)などの多くの殺虫剤が有効である。

また、最新の防除法として、アブラムシを捕食あるいは、アブラムシに寄生する、寄生バチ類、テントウムシ類、ヒラタアブ類などの天敵類を利用した生物的防除が、ハウス栽培野菜を中心に実施されつつある。

化学的なものを使用せずに除去する場合、脂肪分の多い牛乳を薄めたものを霧吹きで散布すると、牛乳が乾燥するときにアブラムシの気門を塞いで窒息死させるので有効であると言われたことがある.同じ原理を利用し、濃度調整したでんぷんや食用油脂を主成分としたものが農薬として商品化されている。

160415215_624.v1359124836.jpg 144741431_624.v1358196967.jpg 4616348.jpg
フォト蔵CherryRed
フォト蔵sugar410
フォトライブラリー