家庭菜園はじめての野菜作り - ウリハムシ

基本用語

  • 元肥
  • 植え付け
  • 間引き
  • 追肥
  • 芽かき
  • 摘心
  • 連作

病気

害虫

頭部はやや幅が狭く、胸部はそれよりやや幅広い。全身が黄色で、腹部は黒い。 活発に動き、よく飛ぶ。

成虫越冬で、浅い土中で越冬する。春にウリ科の苗に来訪し、周囲の土の表面や浅い土中に産卵する。幼虫はウリ科の根を食害し、また地上に果実などがあるとこれも食うことがある。蛹化は土中で行われる。成虫は7月以降に出現する。

春から夏にかけて主にキュウリ等のウリ科植物に出現する。幼虫は根を食い荒らし、成虫は葉を食い荒らすので害虫となっている。防御策は手で捕獲して殺傷するか、農薬(有機リン系殺虫剤のマラソン乳剤など)を散布する。

キュウリやカボチャなどの作物によくつくこと、多数が集まってよく飛ぶことなど目立つ点が多く、ハムシ類ではもっともよく知られているものの一つである。

日本本土では、よく似た姿で、前翅だけが黒いクロウリハムシ(A. nigripennis)がある。やはりウリ類を餌とし、作物にもつくが野生のカラスウリなども食害する。

なお、この両種は日本本土で普通で、かつ琉球列島にも分布するが、琉球列島にはさらにフタイロウリハムシ(A. bicolor)がやはりウリ類を食害する。その姿はウリハムシに似て前翅に黒い斑紋がある。

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フォト蔵 ひでわく
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